『柳眉』 りゅうび・・?             ・紗織の本草履 [和装履き]

『柳眉』 りゅうび

昔から、眉は美しい顔のポイントだったようです。
柳の眉ともいい、美しい顔の人は、燃え出たばかりの柳の葉に
見立てられてきました。

柳ににも、いろいろな種類があるようですが、普通「柳」というと
「枝垂れ柳」のことを指します。

そのしなやかさは、眉だけでなく、
美しいひとをたとえる時に使われてきました。

柳の葉は、柳髪(やなぎがみ・りゅうはつ)といえば、長く美しい髪。
柳腰(やなぎごし・りゅうよう)といえば、細いしなやかな腰。
柳顔といえば、細おもての美しい顔。

そうそう、美しい眉をたとえた言葉には、蛾眉という言葉もあります。
美しく整った眉を、蛾の触角になぞらえたものです。

確かに、蛾の触角は整っていますが……。
「蛾眉」という語感といい、何も、蛾にたとえなくても……と思うかもしれません。

とはいえ、ここで、柳眉を逆立てたりせず、「柳に風」と受け流すしなやかな
態度こそ、美人にはふさわしいものなのでしょう。

やわらかな印象の「ZURENの草履」は『柳眉』を連想させますね。

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◆ 紗織の本草履・衝撃吸収素材使用・礼装用 ◆

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